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「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」の『歎異抄』の謎を解く

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カテゴリー:なるほど親鸞聖人 タグ: 更新日:2018/10/06
 

なぜ「善人」より「悪人」なのか 苦しみ深き人が幸せになれるのか。

「仏陀の智慧の教えこそ、今のケニアに必要な教えだ。仏教を学び、ぜひケニアの人たちに伝えたい」

アフリカ・ケニアの青年がこう感動を述べ、真摯に仏教を学んでいます。

彼はケニアの大学で初めて仏教に触れ、特に親鸞聖人の言葉が書かれた『歎異抄』の英訳に親しんでいます。

感銘を受けた内容を同じ国の友人たちに読ませると、その1人が驚いて、

親鸞という人が、なぜこんなすごいことを言われるような境地に立ったのか、ぜひ知りたい」

と語ったといいます。

彼がびっくりしたのは、日本の思想史上、最も有名な『歎異抄』第3章の冒頭の一文です。

善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや

日本でも、高校の歴史教科書で取り上げられ、テレビの人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系列)では、平成30年1月に放映された300回記念のタイトルに「いわんや悪人をや」とありました。

時や所を超え、多くの人々を引き付けるこのお言葉について、説明したいと思います。

『歎異抄』とは

時代を超えた名著として、今日も多くの人を魅了する『歎異抄』は、親鸞聖人の教えを知る格好の入門書とされています。

しかしこの書は、聖人のご執筆ではなく、高弟・唯円が書き残したものだといわれています。

全18章から成り、1章から10章は親鸞聖人の直のお言葉をそのまま記し、11章から18章は前の10章を物差しとして、当時の誤った教えを正されています。

ここから、“異説(誤り)を嘆き、正すために泣く泣く筆を染めた書”『歎異抄』と名づけられました。

逆説的表現の多い屈指の名文に引き付けられる人は数多く、大正時代の作家・倉田百三は、

「実に名文だ。国宝と云っていい」

と絶賛し、歴史小説家の司馬遼太郎もこう語っています。

「非常にわかりやすい文章で、読んでみると真実のにおいがする」

このような賛辞は枚挙にいとまがありません。

「悪人」こそが助かるって どんなこと?

善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」(歎異抄第3章)
(善人でさえ浄土へ生まれることができる、ましてや悪人は、なおさらだ)

「悪人でさえ浄土へ往けるのだから、善人なら、なおさらだ」と言うのならナットク、という人は多いでしょうが、親鸞聖人はここで、「悪人こそが助かるのだ」と全く逆のことを教えられています。

なぜでしょうか。

それについて解説する前に、まず「善人」「悪人」について考えさせる、こんな逸話を紹介しましょう。

内輪ゲンカの絶えないA家の隣に、平和そのもののB家があった。

A家の主人は、隣はどうして仲良くやっているのか不思議でたまらず、ある日、B家を訪ね、“一家和楽の方法があったら、どうか教えていただきたい”と懇願した。

「別にこれといった秘訣などありません。ただお宅さまは、善人さまばかりお集まりだからでしょう。私の家は悪人ばかりで、ケンカにはならないのです。ただそれだけのことです」

B家の主人のこの一言に、皮肉られたと思ったA家の主人が抗議しようとした時、B家の奥で、皿か茶碗でも割ったような大きな音がした。

「お母さん、申し訳ありませんでした。私が足元を確かめずにいましたので、大事なお茶碗を壊してしまいました。私が悪うございました」

心から詫びている、お嫁さんの声と、

「いやいや、先ほどから始末しようしようと思いながら横着して、そんなところに置いた私が悪かったのです。済まんことをしました」

という姑さんの声が聞こえてきた。

「なるほど、この家の人たちは、みんな悪人ばかりだ。ケンカにならぬ理由が分かった」

A家の主人は感心して帰ったという。

仏教では、本当の幸福になるには、自己の姿を正しく知ることが大切だ、と教えられています。

進学や就職でも、自分の本当にやりたいことや適性、能力などを知らないと進路は決められません。

「世界で最大のことは、自己を知ることである」

とモンテーニュ(フランスの哲学者)が言うように、人間のあらゆる営みの中心に“自分とは何ぞや”の問いがあります。私自身を知らなければ、その私が本当の幸せになれる道理がないのです。

最も不可解な「自分」

私たちは、自分のことは自分がいちばん知っている、と思いがちですが、実は最も分からないのが自分ではないでしょうか。

隣家の障子が穴だらけで、少しも張り替える気配のないのを、“隣は何とだらしないんじゃ”ととがめている祖母に孫が言いました。

「ちょっと、おばあちゃん、どこから覗いて言っているの?」

見れば、自分の家の障子こそ破れた穴だらけで、その穴から隣を眺めていたのです。

かつては自分も同じ穴のムジナだったのに、他人の不祥事を厳しく責め立てている人は、ネット上で「おまいう(おまえが言うな)」と冷笑されます。

他の議員の不倫を断罪した議員が、自身の不倫報道で離党を余儀なくされた時には、「(人を討った)ブーメランが返ってきた」と揶揄されました。

他人のあらはよく見えても、自分の姿を知るのは至難なこと。どんなに遠くまで見える目でも、その目自体を見ることができないように、自分というものは近すぎて見えないのです。

近すぎるものを見るには鏡が必要です。その私の姿をありのままに映し出す鏡(法鏡)が仏教なのです

「悪をするほど浄土へ往ける!?」は大まちがい

では、法鏡に映し出された人間とはどんな者なのでしょう。

それを『歎異抄』では「悪人」と説かれ、その悪人こそが浄土へ往けるのだと教えられているのです。

ところが、そう聞くと、

「悪をするほど浄土へ往けるのか」

と誤解し、好んで悪を行うようになった人たちもあります。それで親鸞聖人の教えを「悪人製造の教え」と批判する人たちまで現れました。

これは今日も多くある『歎異抄』の根深い誤りです。これを正すには、親鸞聖人の「悪人」「善人」の真意を明らかにする以外にありません。

「善人」や「悪人」と聞くと私たちは、常識や法律、倫理・道徳を基準にして判断します。

「悪人」と聞いてまず想起するのは、法律を破った犯罪者でしょう。

近所の子供を誘拐して殺害したとか、高齢者をだまして高額を奪ったなどと聞けば、文句なしに、「悪人」のレッテルが貼られます。

また、道徳、倫理的な悪人もありましょう。
平気でタバコのポイ捨てをする人、大音量で音楽を聴く近所迷惑な人、口さえ開けば他人の悪口ばかりで、周囲を悩ませる者もある。警察に捕まるほどではないけれど、「感じ悪い」「困った人」といわれる「悪人」です。

あるマルクス主義者は、「善人よりも悪人」と聞いて、

「なるほど親鸞聖人はスゴイ。資本家よりも、彼らに搾取されて苦しんでいる社会的弱者、労働者のほうが、革命によって救われると見抜かれたのか」

と感嘆したそうです。

「悪人」=「すべての人間」

しかし、親鸞聖人が『歎異抄』で「悪人」と仰るのは、そんな法律、倫理・道徳上の「悪人」や、社会的に虐げられている人だけのことではありません。

すべての人間」のことです。

つまり親鸞聖人の言われる「悪人」とは、人間の代名詞なのです。

なぜ親鸞聖人はすべての人間を悪人と仰ったのか。

それはどんな人間も苦しんでいるからです。
貧富の差や能力、財産、名誉、地位の有無などと関係なく、人は皆、苦しみの中で生きています。

先頃イギリスでは、ヘンリー王子の結婚、その数週間前には兄のウィリアム王子の第3子が誕生するなど、祝賀ムードに沸きました。

彼ら兄弟の母親として知られるのが、ダイアナ元皇太子妃(故人)です。

財や地位、美貌を併せ持ち、世界を魅了した彼女は、しかし、悲劇のヒロインとして生涯を閉じました。

幼くして両親が離婚し、拒食症と過食症に悩まされるほど、心に深い傷を負ったダイアナは、知人のパーティーで知り合ったチャールズ皇太子と20歳で「世紀の結婚」を遂げました。

自分こそ世界一幸運な女性と思ったのもつかの間、結婚を境に、彼女は再び、苦悩の日々を送ることになりました。

皇太子に、カミラ夫人という愛人がいたからです。

「最初から3人の結婚生活だった。ちょっと人数が多すぎました」

と後年、語ったように、チャールズの愛情は当初からカミラに向いていました。

ダイアナは再び過食症に襲われました。

ウィリアム王子を身籠もっていた時には、階段から身を投げて自殺を図り、その後も4回の自殺未遂を繰り返したといわれます。

やがて夫妻は別々に公務を遂行するようになり、一緒にいても、視線すら合わせない。

1996年、ようやく離婚に至ったダイアナは心機一転、慈善事業に没頭しますが、翌年、エジプト人の富豪、ドディ・アルファイド氏との恋愛が発覚すると、2人を狙うパパラッチを引き離そうと、猛スピードでパリの街を車で走行中、運転手がハンドル操作を誤り、支柱に激突して横転。離婚1年後、36歳の若さで散ったのでした。

子供の頃から「城のような家に住みたい」と夢を抱いて仕事に奮闘し、ついにプール付きの豪邸を建てた人が、しみじみ語りました。

 
「設計図を決める作業は至福でしたが、いざ入居すると、3日目にはもうイヤになりました。何より掃除が大変で、維持管理費もバカにならない。決め手は東日本大震災の時、広いリビングで不気味に揺れる巨大なシャンデリアの下、私にはそもそもこんな豪邸は必要なかったと気づいたのです」

 

日本では、年収800万円までは幸福度が上がっていきますが、それ以上になると、幸福度は上がらなくなるという結果が報告されています。

衣食住がある程度満たされると、後はどんなに働いても幸福感は増さず、かえって忙しさが増して苦しみになることもあるのです。

私たちは望むものが手に入れば幸せになれる、と思っていますが、根本的には、有っても無くても苦しんでいることに変わりがありません。

お釈迦さまはこれを

有無同然(有無同じく然り)」

と仰っています。

人生の本質は苦しみなのですが、今はさほど深刻に苦しんでいない人もありましょう。

そんな人は、かりそめの幸せに溺れ、阿弥陀仏に生死の一大事を打ちまかせる心がないのです。

親鸞聖人が冒頭のお言葉で「善人」と言われているのは、そんな人のことです。

しかしそういう人も、仏教を聞いて自己が知らされれば、“自分こそ苦悩の人、悪人であった”と気づくことでしょう。

仏教を聞くとは人間の真実の相を聞くこと

「すべての人が悪人」とは、仏さまの眼に映る人間の真実の相を教えられたものです。

仏教を聞く、とはその人間の真実の相を聞くことであり、

苦悩に沈むすべての人を、必ず浄土に生まれる身(絶対の幸福)に救う

と誓われた本師本仏の阿弥陀仏の本願を聞く、ということです。それが本当の幸福になる道であると教えられています。
 
お釈迦さまと阿弥陀如来は同じ仏さまですか?阿弥陀如来の力とは?

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あさだ よしあき

ブログ作成のお手伝いをしています「あさだよしあき」です。 東京大学在学中、稲盛和夫さんの本をきっかけに、仏教を学ぶようになりました。 20年以上学んできたことを、年間100回以上、仏教講座でわかりやすく伝えています。
 
   

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