menu

今なら500円⇒0円!
無料見本誌プレゼント!

親鸞聖人と浄土真宗がやさしく分かる入門サイトです。 初めて学ぶ方も、イラスト入りの解説で分かりやすく学ぶことができます。

親鸞聖人の主著、国宝『教行信証』

このエントリーをはてなブックマークに追加
カテゴリー:1から分かる浄土真宗 タグ:
 

058d4106aafb5ac942e1083b47416c57_s

(質問)

親鸞聖人の『教行信証』とは、どんな本でしょうか

(解答)

親鸞聖人90年の教えは、すべて『教行信証』に書かれています。

正式名称を『顕浄土真実教行証文類』といい、浄土真宗の「根本聖典」とか「御本典」といわれます。

聖人52歳ごろの成立といわれますが、その後も常に手元に置かれ、生涯、加筆修正された畢生の大著です。

今日、親鸞聖人といえば『歎異抄』を思い浮かべる人が少なくありませんが、『歎異抄』は著者不明で、聖人がじかに書かれたものではありません。ですから浄土真宗の教えを正確に知るには『教行信証』を物差しとしています。

 

(質問)

『教行信証』には、どんなことが書かれていますか?

(解答)

『教行信証』は、「よろこばしきかな」で始まり、「よろこばしきかな」のお言葉で終わっています。
親鸞聖人の、書いても書いても書き尽くせない喜びがあふれているのです。

文芸評論家の亀井勝一郎氏も、

『教行信証』全巻には大歓喜の声が響きわたっている

と驚嘆しています。そのほか『教行信証』を称賛する声は枚挙にいとまがありません。

親鸞聖人のお言葉には、大変な魅力、摩訶不思議な力がありますから、時代を超えて、多くの人が『教行信証』に魅了されるのでしょう。

『教行信証』を一読して、だれもが驚くのは、その引用文の多さです。

正式名称の『顕浄土真実教行証文類』に「文類」とあるように、「私釈」といわれる聖人の作文は少なく、そのほとんどが、経、論、釈の引用です。

経とは、お釈迦さまの説かれた一切経。
論とは、龍樹、天親など、菩薩といわれる方が書かれたもの。
釈とは、善導大師や法然上人などの高僧方の書物をいいます。

「文類」とは、それら古今のお聖教(仏教の書物)から要の文を集めたものということです。

親鸞さらに私なし」が聖人の常の仰せでしたが、いかに私見(自分の考え)を交えず、正確にお釈迦さまの真意を明らかにされたかがお分かりでしょう。

『教行信証』の冒頭の言葉は、多くの人に知られています。

「釣りバカ日誌」「マルサの女」「大病人」などの映画で活躍し、
親鸞聖人の映画「白い道」で監督を行った
故・三國連太郎氏はこう言っています。

私が一番感動するのは『教行信証』の冒頭の言葉です

その冒頭のお言葉が

難思の弘誓は難度の海を度する大船

です。

『難思の弘誓は難度の海を度する大船』の意味がわかれば、

『教行信証』すべてを理解することができます。

 

(質問)

『歎異抄』も有名ですが、どういう本なのですか?

(解答)

今日、最も多くの人に読まれている仏教書として有名な『歎異抄』は、親鸞聖人のお亡くなりになったあと、約30年たって成立したといわれています。

著者はお弟子の唯円ともいわれますが、ハッキリしていません。

全18章のうち、1章から10章までは、
親鸞聖人のおっしゃったお言葉として書かれています。
それらを物差しとして、当時の異説を正そうとされたのが、
11章から18章です。

たぐいまれなる名文ですが、他力真実の信心と、親鸞聖人の教えをよく理解している人が読まないと、大変な読み間違いをするところが多いため、蓮如上人は「だれにでも読ませてはならない」と奥書に書き加えておられます。

(質問)

『教行信証』よりも『正信偈』の方が身近なのですが。

(解答)

「帰命無量寿如来」で始まる『正信偈』は多くの人に親しまれています。
浄土真宗の人にとっては、朝夕の勤行で拝読する最も身近なお聖教でしょう。

『正信偈』は、独立した書物ではなく、『教行信証』行巻の最後に書かれている文章を抜き出されたものです。1行7文字、120行の偈になっています(1行14字と数えた場合は60行)。

840字の『正信偈』は、『教行信証』6巻の内容をギュッと絞ったエキスですから、浄土真宗の教えは「正信偈」におさまっているといえます。

つまり、『正信偈』が分かれば、聖人90年の教えはすべて分かるということです。

(関連:『正信偈(しょうしんげ)』には何が書かれていますか?

The following two tabs change content below.

あさだ よしあき

ブログ作成のお手伝いをしています「あさだよしあき」です。 東京大学在学中、稲盛和夫さんの本をきっかけに、仏教を学ぶようになりました。大学院修了後、社会の荒波の激しい中、心にぶれない軸ができ、どうすれば、周りの人に喜んでもらえるかを中心に、毎日、心豊かな生活を送ることができています。 仕事のかたわら、わかりやすい仏教講座に、年間100回、立ってきました。現在は、1から仏教を学びたい人の為に、わかりやすい教材作成に取り組み、20年以上、学んできたことを、伝えたいと思っています。 ちょっとした関心から、奥深い仏教の世界を垣間見てほしいと思います。
 
 
The following two tabs change content below.

あさだ よしあき

ブログ作成のお手伝いをしています「あさだよしあき」です。 東京大学在学中、稲盛和夫さんの本をきっかけに、仏教を学ぶようになりました。大学院修了後、社会の荒波の激しい中、心にぶれない軸ができ、どうすれば、周りの人に喜んでもらえるかを中心に、毎日、心豊かな生活を送ることができています。 仕事のかたわら、わかりやすい仏教講座に、年間100回、立ってきました。現在は、1から仏教を学びたい人の為に、わかりやすい教材作成に取り組み、20年以上、学んできたことを、伝えたいと思っています。 ちょっとした関心から、奥深い仏教の世界を垣間見てほしいと思います。
 
book_banner   cd_banner3-1   幸せを呼ぶ言葉の宝石ベスト100登録へ
 

記事一覧

仏教とは
仏教用語解説
お釈迦様物語
お釈迦さまと阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
正信偈の意味
親鸞聖人のご生涯
蓮如上人
浄土真宗とは
平生業成
他力本願
浄土真宗のお経
仏事