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お釈迦様物語 仏教に飲酒を禁じる不飲酒戒(ふおんじゅかい)ができた訳

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カテゴリー:お釈迦様物語 タグ:
 

仏教に飲酒を禁じる不飲酒戒(ふおんじゅかい)ができた訳
ボルネオ島の人々の、猩々(オランウータン)を捕らえる、奇抜な方法があります。
アリックという、強烈な酒を愛飲する彼らは、数滴その酒を落とした水ガメを、猩々の巣の下に置く。間もなく猩々は、それを飲み干す。翌日から少しずつ、酒の量を増やしていく。
生まれつき、大酒飲みではないのですが、知らず知らずに猩々は、酒の味を覚え、好むようになっていくのです。
やがては生のアリックをも、ガブ飲みするようになります。さすがにその時は酔っ払い、石を投げたり木を折ったり、散々乱暴した揚げ句ゴロリ高鼾で寝てしまう。
そこを難なく、捕らえるという。飲んでいたつもりが、いつの間にかのまれている。そこに酒の怖さがあるのです。

仏教に飲酒を禁じる不飲酒戒(ふおんじゅかい)ができた訳

お釈迦様ご在世のこと。インドの支提国に、獰猛な悪龍がいました。盛んに暴れ回って、村民を痛めつけ、牛馬を荒らし、残忍の限りを尽くす。村民や家畜はもとより、鳥までが恐れて、飛ばなくなったと評判でした。
お釈迦様に、莎伽陀(しゃがた)という弟子がいました。村人の難儀を救わんと、神通力を駆使して征服し、悪龍はついに、仏弟子にまでなったのです。国中に、莎伽陀の雷名がとどろいたのは言うまでもありません。
ところがある時、信者から酒を馳走になり、ついつい、莎伽陀は飲みすぎました。
夜更けの帰途で、道端に倒れ、汚物を吐くやら、苦しむやらで、大醜態をさらした。直ちに弟子たちを、一堂に集められたお釈迦様は、こう諭されています。
「皆の者、莎伽陀を見よ。彼は、かの悪龍を征服したほどの智者ではあるが、酒に征服されて、かくのごとき始末である。聖者ですら酒を飲んでは、かくのごとし。いわんや、凡人は厳に身を慎まねばならぬ。今後、酒を飲むことを禁ずる」
これが、仏教に、飲酒を禁じる不飲酒戒(ふおんじゅかい)が制定された動機であると伝えられています。

「酒は飲んでも飲まれるな」と言われます。酒で道を誤らぬように。

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あさだ よしあき

ブログ作成のお手伝いをしています「あさだよしあき」です。 東京大学在学中、稲盛和夫さんの本をきっかけに、仏教を学ぶようになりました。大学院修了後、社会の荒波の激しい中、心にぶれない軸ができ、どうすれば、周りの人に喜んでもらえるかを中心に、毎日、心豊かな生活を送ることができています。 仕事のかたわら、わかりやすい仏教講座に、年間100回、立ってきました。現在は、1から仏教を学びたい人の為に、わかりやすい教材作成に取り組み、20年以上、学んできたことを、伝えたいと思っています。 ちょっとした関心から、奥深い仏教の世界を垣間見てほしいと思います。
 
 
 
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