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観音菩薩・観音様とはどんな方でしょうか。

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カテゴリー:基礎から学ぶ仏教 タグ:
 

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全国の寺院には、たくさんの観音像があります。
十一面観音、千手観音、如意輪観音など、観音といっても、いろいろあるようです。
正式には、観世音(かんぜのん)菩薩とも観自在(かんじざい)菩薩ともいわれますが、観音菩薩が一番知られている名前です。

ここでは、浄土仏教、親鸞聖人が教えられる観音菩薩について、説明したいと思います。

目次
・観音菩薩とは
・阿弥陀仏の脇士
・親鸞聖人と観音菩薩

 

観音菩薩とは

観音菩薩の菩薩とは、こちらで説明しています。

→ 如来と菩薩はどちらが偉いの?

観音菩薩は、観音というお名前の菩薩ということです。

 

観音とは「音を観る」とあります。
仏教では「見聞一致(けんもんいっち)」という言葉がありますように「見る」のと「聞く」のは同じだと教えられています。
ですから、音を観るとは、音を聞くということです。
音とは、人々の苦しみの声のことで、人々の苦しみの声を聞いて、救いを与えて下さる菩薩なので、観音菩薩といわれます。

 

阿弥陀如来の脇士(わきじ)

如来(仏さま)は、智恵と慈悲の両面をもたれた方と教えられています。
これを悲智円満(ひちえんまん)といいます。
慈悲の悲と智恵の智をとって悲智、両面備えておられますので、悲智円満といわれます。

如来の智恵と慈悲を、脇士(わきじ)の菩薩で表わされます。
釈迦如来(お釈迦さま)の脇士には、文殊(もんじゅ)菩薩と普賢(ふげん)菩薩がいます。
文殊菩薩は「三人寄れば文殊の智恵」といわれますように、智恵に優れた菩薩なので、釈迦如来の智恵を表します。普賢菩薩は、釈迦如来の慈悲を表します。
中央に釈迦如来、左右に文殊と普賢がいます。これを三尊像(さんそんぞう)といいます。

阿弥陀如来の脇士は、勢至(せいし)菩薩と観音(かんのん)菩薩です。
勢至菩薩は阿弥陀如来の智恵を表します。
親鸞聖人(しんらんしょうにん)の師匠である法然上人(ほうねんしょうにん)は、仏教のすべての経典、一切経七千余巻をすべて覚えておられたそうです。当時、法然上人ほど賢い人はないといわれ、「智恵第一」「勢至菩薩の化身(けしん)」と言われていました。
勢至菩薩の化身とは、勢至菩薩の生まれ変わりということで、法然上人の智恵は、とても人間とは思えないほど優れていたことを表しています。

観音菩薩は阿弥陀如来の慈悲を表します。
観音菩薩は、人々の苦しみの声を聞いて下さることから、慈悲の菩薩といわれます。

勢至菩薩、観音菩薩で、阿弥陀如来の智恵と慈悲を表しています。

 

親鸞聖人と観音菩薩

親鸞聖人が亡くなられる40年余り前、下野国(しもつけのくに・現在の栃木県)さぬきという所で、親鸞聖人のご内室、恵信尼(えしんに)が見られた夢を紹介します。

末娘の覚信尼(かくしんに)から、親鸞聖人が亡くなられた報告を受けられた恵信尼(えしんに)が、その返事の中に記されているものです。
「恵信尼文書(えしんにもんじょ)」や『口伝鈔(くでんしょう)』12条から、現代の言葉にしています。

ある新築の御堂で、厳かに堂供養が行われていた。
堂前の鳥居のようなものの横木に、二幅の絵像本尊がかかっている。
一幅の尊形は、明らかに拝せられたが、もう一幅は、ただ金色に輝いて、尊容が分からなかった。
そこで傍の参詣者に「あの光り輝いている方は、何仏でしょうか」と尋ねると、「あの光ばかりでいられるのは勢至(せいし)菩薩で、今の法然上人である」とのこと。
「では、もう一幅の尊形は」と聞くと、「あれは、大悲の観音菩薩(かんのんぼさつ)で、親鸞聖人である」と告げられたところで、目が覚めた。
翌朝、親鸞聖人に申し上げると、
「夢には種々あるが、それは真実だ。法然上人は、勢至菩薩のご化身に間違いない」
と仰せられた。
しかし、どうしても、親鸞聖人が、観音菩薩のご化身であるとのお告げは、憚って申し上げられなかった。
それ以来、心中深く思い留めて、恭敬の真心でお仕えしてきた。

どうかあなた(覚信尼)も、「わが父は、このようなお方」と心得ていてもらいたい。

恵信尼が、40年余り、誰にも語らず、深く胸に秘めていたことを、覚信尼に、そっと漏らされたものです。

 
親鸞聖人は、阿弥陀如来の本願一つ、生涯、教えていかれました。
親鸞聖人の主著『教行信証』には、阿弥陀如来の本願を大船に例えられています。

→ 親鸞聖人の主著、国宝『教行信証』

 

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あさだ よしあき

ブログ作成のお手伝いをしています「あさだよしあき」です。 東京大学在学中、稲盛和夫さんの本をきっかけに、仏教を学ぶようになりました。大学院修了後、社会の荒波の激しい中、心にぶれない軸ができ、どうすれば、周りの人に喜んでもらえるかを中心に、毎日、心豊かな生活を送ることができています。 仕事のかたわら、わかりやすい仏教講座に、年間100回、立ってきました。現在は、1から仏教を学びたい人の為に、わかりやすい教材作成に取り組み、20年以上、学んできたことを、伝えたいと思っています。 ちょっとした関心から、奥深い仏教の世界を垣間見てほしいと思います。
 
 
 
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